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・・・・・ SBCによるダイナミクスの運用試験 ・・・・・
(SBC:Server Based Computing)


一年ほど前にダイナミクス導入準備でSBCによるダイナミクスの動作確認試験を実施しました。ちょうど個人情報の取扱の課題もあり、全てのデータを1つのサーバー上へ配置してネットワーク経由で利用する形態でメリットは、利用者が直接データへアクセスできない、ログイン状態がわかるなど、セキュリティ対応のシステム構築ができます。またクライアント側(使用者する側)のコンピュータには、インターネットエクスプローラーとSBC対応クライアント版があれば、マイクロソフトのアクセスなどアプリケーションの導入は必要なく、全体としての導入コストを軽減できます。
設定としては、サーバー側に使用するMS−ACCESSとSBCサーバーソフトを導入して、必要数のユーザーユーザーアカウントの作成と利用の権限等の設定を行い、各ユーザーアカウントに使用するダイナミクスのモジュールを導入して、データベース接続の設定を行います。クライアント側は、SBCクライアント版の設定で接続するSBCサーバーのIPアドレスを設定して、サーバーで設定したユーザーアカウントでログイン後 サーバー上で設定した環境の画面が表示されますので、その画面(IEを使っています)からダイナミクスを起動して使用します。クライアント側のコンピュータのキー入力とマウスの入力はネットワーク経由でサーバーへ送られような仕組みで動作します。リモートソフトの操作に似ています。プリンタに関しては、サーバー側に接続したプリンタ、クライアント側に接続したプリンタとどちらも使用できます。(これに関しては全ての動作確認はしていませんので仕様上になります)

特に問題になる点もなく動作する事を確認できました。ただ使用したSBCソフトがWEBサーバーの機能を持っていてそれを使っている為、RS_BASE(別のWEBサーバー)との共存での動作について販売元へ確認したところ保証できないとの返答があり、導入しませんでした。時間があれば、RS_BASEも導入して動作確認が行えればよかったのですが、SBCソフトも試用期間付きでしたので、あきらめました。

ダイナミクスのみの運用であれば、システム構成もシンプルで更新作業・バックアップ等も1台のサーバー上で対応できますから十分検討する価値はある思います。

テストしましたSBCソフトは go-globalで導入価格が5クライアントライセンス付きで10万円ほどでした。クライアントを増やす場合は、別売のライセンスを購入します。

 

 

 
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